今月のお話は、まずは宣伝から。
学生時代からの友人で、美山夏蓉子(みやまかよこ)さんというJAZZ(ジャズ)シンガーがいる。大学在学中からプロ活動をはじめ、ライブを中心に歌いつづけるいっぽうでCDもリリースしてきた。
そんな彼女が、今年も新CDを発表することになり、なにを思ったかこのぼくに「ライナーノート(ジャケットに載せる解説文)を書いてくれない?」と依頼してきた。
よろこんで引き受けたのだが、書くためには曲を聴かなければならないのは当然だ。

で、聴いてみて……欣喜雀躍(きんきじゃくやく)・狂喜乱舞(きょうきらんぶ)した。
ぼくはじつは、現代音楽ファンなんだけど、このCD「ポッペンを吹く女」はまさに、そんなテイストに満ちあふれていたからだ。
せっかくなので、ジャケットを掲載しておこう。
これだ↓

すでに2月17日にリリースされているので(ローヴィング・スピリッツよりRKCJ−2043)、
興味ある人はぜひ聴いてみてください。
あ、ぼくの駄文(だぶん)はべつに読まなくてもいいからね(^_^;)。
*********************************************************************************
話は変わって。
電車に乗るとき、ぼくはもちろん携帯電話はマナーモードにしているけれど、ときどき忘れてしまうこともある。
そしてそんなときに限って着信があるのはなぜなのだろうか。謎である。
その日も、「RRRRR」とコール音があった。
「やばっ」とあわててバッグから引っぱりだしてみたら勘違いで、すぐ近くにいた乗客の携帯だった。
ほっとしたのもつかのま、電話にでたその乗客の隣にすわっていた老人が、トツゼン絶叫した。

「みなさん! ここに、車内で電話している大馬鹿者がいます!」
これには近くにいたみんながボーゼンとなった。
当の本人もあわてふためき、
「あの……いえ……かかってきたもので」
といいわけしたが、老人はさらに大声でなじりつづける。
「うるさい! 電源ぐらい切っておけ!」
このあと、老人の発言はさらにエスカレートするのであった。
「おまえみたいなヤツは、さっさと津軽海峡を渡って北海道に帰ってしまえ!」
こ、こわいよー。というか、なぜここで北海道なのだ?(北海道の人、ごめんなさい。でも、ぼくがいったんじゃないからね。)
なんてわけのわからないことが起きるから、携帯電話にはご用心、というのが今月の教訓でしたとさ。
では、どうせだから、携帯電話がらみの問題を。
最近、メールでよくとどく問題に、「携帯電話暗号」がある。こんなやつだーー。
22222・111・77・7・22222・44444
4・2・5・33・1・333・2
これ、解読できますか?
できます。携帯の数字ボタンで五十音をあらわしたもので、「小海(こうみ)マコト」
「鳥遊飛鳥(たかなしあすか)」が正解というわけだ。
ぼく自身も、パスワードシリーズでではないけれど、こんなのを出題したことがある。
5−3 8−2 7−1 4−3 6−2
これはある名探偵の名前だ。だれか?
やはり携帯の数字ボタンで、五十音ではなくアルファベットをあらわしたもので、
「LUPIN」――ルパンが正解というわけ。
では今月の問題。
大勢で話しているとき、場の話題とは関係なく勝手な発言ばかりするA男に、B子が携帯を突きつけて、こう非難(ひなん)した。
「あんたって、ホントに、147*358#・143680なのね!」
B子は、なんといって非難したのだろうか?

この数字と記号の順に携帯のボタンをつなげていくと――
アルファベットの「K・Y」と読める。

なので「空気読めない」が正解。
|
松原先生の最新作『猫耳探偵まどか』の感想や、「パスワード」シリーズの感想、あなたの考えたパズルやメッセージを送ってね。 みんなからのおたより、待ってます!
|
|
・Eメールのあてさき aoitori-hp@kodansha.co.jp
・Eメールのタイトル 「パスワード」シリーズの感想
*いただいた感想は、青い鳥文庫サイトに掲載することがあります。
*感想といっしょに、お名前(ペンネーム)・都道府県名・学年も送ってね。
*本名掲載を希望されない方は、かならずペンネームを書いてください。
|