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青い鳥文庫
2010年3月1日更新



2010年3月×日 「ドクターヘリの必需品、ガーグルベースンってなんだ?」

ドクターヘリは信号も曲がった道も関係なし。目的地に向かって一直線なので、ほとんどゆれません。もうびっくりするくらいです。ただし、風がふいたときだけは、ちがいます。

地面に足をつけていれば、風がふいても、ふんばることができますが、ヘリはそうはいきません。風にあわせて機長が少しでもゆれないように操作しますが、どうしてもゆれてしまうんですね。ドクターヘリで患者さんを運ぶときは、短ければ3分、長くても20分くらいなので、ほとんど酔うことはありません。でも、ときどき「クルマ酔い」ならぬ、「ヘリ酔い」する人もいるんです。

そんなときのために、ヘリには小さなバケツが用意されています。「ゲロバケツ」。いえいえ、ちゃんと「ガーグルベースン」という立派な名前がついています。ほら、よく見ると、患者さんが横になったままでも上手に吐けるように、顔に合せてカーブしたカタチになっているでしょう?

もしも気持ちが悪くなっちゃっても、やさしいフライトナースが、さっとガーグルベースンを用意してくれるから、心強いですね。

薬や化学薬品を飲んだときなどは、吐いたものが大切な情報です。中身がわかりやすいよう、ガーグルベースンはピンク色をしています。
薬や化学薬品を飲んだときなどは、吐いたものが大切な情報です。中身がわかりやすいよう、ガーグルベースンはピンク色をしています。









岩貞るみこ(いわさだ るみこ)

モータージャーナリスト、ノンフィクション作家。1962年横浜市出身。ナナハンでヨーロッパを走りまわったり、二年もイタリアに住みついたり、ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)に登ったり、おもしろそうなことは自分でやってみないと気がすまない行動派(まわりは迷惑しているらしい)。チャイルドシート指導員、国土交通省安全基準検討会委員ほか委員多数。

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aoitori-hp@kodansha.co.jp
Eメールのタイトル:ドクヘリ


エンジンスタート テイクオフ! 命をつなげ!ドクターヘリ しっぽをなくしたイルカ
『エンジンスタート! 
ドクターヘリ物語1』
ためしよみ
『テイクオフ! 
ドクターヘリ物語2』
ためしよみ
『命をつなげ!ドクターヘリ 
日本医科大学付属千葉北総病院より』

『しっぽをなくしたイルカ 
沖縄美ら海水族館フジの物語』
ためしよみ
ハチ公物語      
『ハチ公物語
待ちつづけた犬』
ためしよみ
     


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