揺らぎ、焦がれ、交わる。“伊藤一刀斎”。 幼少より憧れた伝説の豪剣が、今、眼前に。 武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が かつて自分が憧れた理想の剣士であると。 武蔵はまだ知らない。 宿命の縁で結ばれたあの天才がかつて 一刀斎によって見出されたことを。