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現代新書
イマコソマルクスヲヨミカエス
今こそマルクスを読み返す
著者:
廣松渉
発行年月日:1990/06/15
サイズ:新書判
ページ数:270
ISBN:978-4-06-149001-7
定価(税込):777円
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内容紹介 マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか? 今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか? 20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。
「社会主義」がマルクス自身の立場とされたのは――マルクスは、無神論が神を否定することにおいてまだ神に拘泥・拘束されているのと類比的に、共産主義は私有財産を否定することにおいてやはりまだ私有財産に拘泥(こだわ)っている、ということに“気付き”ます。神の否定が必要なのと同様、私有財産財の否定も無論必要なことではありますけれど、そういうレヴェルを踰越することが理論的にも実践的にも必要だ、と彼は考えました。……「共産主義は否定の否定としての肯定であり、……共産主義そのものとしては、人間的発展の到達目標、人間的な社会の形姿ではない」。――本書より
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目次 ●マルクスの開いた新しい世界観 人間観をどのように改新したか 社会観をどのように更新したか 歴史観をどのように転轍したか ●『資本論』で言いたかったこと 物象化された経済の構造的分析 賃労働者を搾取する機構の暴露 資本主義経済体制の包摂的支配 ●資本主義の命運と共産主義革命 近代的市民社会像への批判視角 資本主義社会体制の歴史的命運 共産主義未来社会の実戦的意想
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