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現代新書
エンザイハコウシテツクラレル
冤罪はこうして作られる
著者:
小田中聰樹
発行年月日:1993/04/20
サイズ:新書判
ページ数:250
ISBN:978-4-06-149145-8
定価(税込):777円
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内容紹介 無実の者が、ある日突然に「犯人」にされる。警察はなぜ「犯人」を作り出すのか。裁判官はなぜウソを見抜けないのか。今も冤罪を生み続けている日本の刑事司法の構造的欠陥をえぐる。
他人の悲劇ではない――私たちは冤罪を、気の毒な人に降りかかった「他人の悲劇」としてみてはならない。というのは、この悲劇が明日にも、自分の身の上に降りかかってくるかもしれないからである。犯人を特定できる証拠がみつからないと、捜査当局はあやしいと思う人を逮捕し、強引で狡猾な手段を使って糾問的に取り調べる。あやしいとにらむ根拠は、アリバイがはっきりしないとか、日頃の素行が悪いとかいった程度のものであることが多い。取り調べは頭から犯人視するやり方で、アリバイなど確実な無罪証拠を出さないかぎり犯人だという前提で自白を迫る。被疑者がそれに耐えきれず、その場しのぎに虚偽の自白をすると、それにあわせて証拠固めがおこなわれ、起訴される。裁判で自白は嘘だったと主張しても、裁判所は耳を傾けず、自白をもとに有罪を言い渡す。――本書より
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目次 ●他人の悲劇ではない ●なぜ虚偽自白をするのか ●アリバイを握りつぶす ●代用監獄で何がおこなわれるのか ●見込み捜査の危険性 ●警察スパイの違法性 ●鑑定を無条件に信頼 ●棒読み自白の録音テープ ●都合の悪い証拠は無視 ●裁判官はなぜ誤るのか ●誤判の蔭に誤鑑定あり ●冤罪を防ぐために
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